Back       31年ぶりの全国大会県予選決勝戦は0−95で敗退

  令和元年11月17日(日)13:00 水戸ケーズデンキスタジアムで第99回全国高校ラグビーフットボール大会茨城県予選の決勝戦が行われ、日立一高は前半0−43、後半0−52、計0−95で茗渓学園に敗れ、35年ぶりの全国大会出場は果たせませんでした。
 快晴に恵まれ、ベストコンディションで臨んだこの一戦、開始5分まではFWの奮闘や15人全員の渾身のタックルもあって、新人戦や関東大会県予選の決勝戦よりも両チームの差は縮まったかのように感じられました。
 しかし6分、タッチライン際のディフェンスが被ってしまい、SH→WTBと繋がれトライを奪われ、更に、FWがラックサイドを突いても、BKに回しても容易にゲインできないと判断した茗渓学園は、TBライン裏へのハイパントを多用し始め、キック処理が乱れた隙を突かれて攻め込まれる場面が続きました。
 風下で、こちらのキックが伸びないこともあり、茗渓バックスリーの頭を越せず、カウンターを喰らうなどしてトライを重ねられ、前半が終了
 後半も、ラインアウトやスクラムなどのセットプレーでは、ほぼ互角に渡り合うものの、スピードに乗りつつ微妙にポイントをずらしてくる茗渓学園にタックルポイントを外され、或いは強引にタックルを振りほどかれ、トライを重ねられます。
 後半のラスト5分、マイボールキックオフのボールをbW手柴が敵陣に飛び込んで確保して茗渓ゴールに迫り、ラックでの相手ペナルティからゴール前ラインアウトの得点機を得ます。ラインアウトモールからゴール寸前まで怒涛のFWラッシュ、しつこくラックサイドを突いて最後はインゴールに入ったか!!と思われましたがグランディングを認められず、ノーサイド

 最後のワンプレイまで、部員たちは緊張の糸を切らすことなく戦い抜いてくれました。その姿を1・2年生たちは忘れることはないでしょう。そして、各地からOB達が集結し、声援を送ってくれました。もちろん保護者の皆さんも、声をからして応援してくれました。...点差こそ開きましたが、決勝戦にふさわしいナイスゲームだったと思います。

 また、この試合、日立一高サッカー部が応援に来てくれ、歌や声援で試合を盛り上げてくれました。その友情に感謝です。
 また、彼らは試合終了後のグランドのゴミ拾いまでしてくれました。...好感度アップでした。

 優勝こそ逃したものの、堂々の準優勝です。我々OBは現役部員の頑張りを誇りに思います。先発15人中11人の1・2年生たちに、来シーズンの活躍を期待したいと思います。
 御声援をいただいたOB・保護者・関係者の皆様、本当にありがとうございました。
 御指導をいただいた先生方にも、心から御礼申し上げます。

※当初掲載したほかに、父母OBの田口さんからも写真を10枚いただいたので、↓以下に追加します。

  

  

 ←ノーサイド寸前、インゴールに持ち込みましたが...