Back 東洋大牛久を撃破し31年ぶりに頂点にチャレンジ!!
令和元年11月3日(日)12:20 堀原運動公園競技場で第99回全国高校ラグビーフットボール大会茨城県予選の準決勝が行われ、日立一高は前半15−5、後半21−7、計36−12で東洋大牛久高を破り、今年度の新人戦・関東大会県予選に続く3大会連続、そして31年ぶりの全国大会県予選の決勝進出を果たしました。
その時(昭和63年)は茗渓学園に33−3で敗れましたが、勝った茗渓学園はその勢いをかって全国大会の決勝戦に進出、大工大高(現:常翔学園)との両校優勝を果たしました。...果たして、今回は?
【前半】
2分:マイボールキックオフの直後から敵陣に攻め込み、ゴール正面で相手FWがペナルティ。ショットの選択肢もありましたが、ここは強気で仕掛けてタッチキックからゴール前ラインアウト。5m地点からのモールをタッチに出されることなく上手くコントロールして押し込み右隅に先制トライ!ゴール失敗(5−0)
8分:牛久のbWが肩を負傷し退場、リザーブが入る。(ここでかなり長時間時計が止まりました。)
22分:スクラムでプレッシャーをかけ、敵陣10mと22mの中間でマイボールラインアウト。ここもモールで約30mを一気に押し込み左中間にトライ!ゴール失敗(10−0)
32分:敵陣ゴール前ラインアウトからラックで前進、SH広津が持ち出しFL6番津下にリターンしてトライ!ここもゴール失敗(15−0)
35分:やや長すぎる?インジュアリータイム中に牛久に粘られ、ラックの連取から左隅にBKに飛び込まれトライを奪われる。ゴール失敗(15−5) ※ここでハーフタイム
【後半】
2分:牛久ボールのスクラムから右に展開され、BKのタックルミスもあってロングゲインを喫し、最後は中央にトライされる。ゴール成功(15−12)※3点差に迫られ、嫌なムードが漂いました。
12分:敵陣ゴール前ラインアウトから、PR3番鈴木大地がゴールポスト左に飛び込みトライ!今度はゴール成功(22−12)※後半からは、ラインアウトモールを組もうとすると1人目の選手が引き倒され、上手くモールが組めない状態でしたが、相手FWがモール周辺に集中している間隙をついてのトライでした。
18分:敵陣ゴール前ラインアウトからラックを連取、最後はSH広津が飛び込みトライ!ゴール成功(29−12)
28分:FL6番津下→宮本に選手交替
30分:両ロックの根本・藤本が、江沼・鴨志田に選手交替
31分:BKが鋭く縦を突いてロングゲイン、敵陣ゴールに迫りラックを連取の後、ペナルティを得てSO半澤?orSH広津?からbW手柴に繋いで飛び込みトライ!ゴール成功(36−12) ※ここでノーサイド
東洋大牛久は2回戦で勝田工高を12−7、準々決勝で清真学園を26−17と実力校を破って準決勝に進出しただけあって、アタック・ディフェンスともに非常に粘り強く、終始息の抜けない試合となりました。この試合に焦点を絞って全てを賭けてきたチームと、もちろん全力は尽くしているものの、どこかで次の試合を見据えているチームとのメンタルの差がプレイに表れてしまったのかもしれません。
何はともあれ決勝進出です。選手の皆さん、指導者の皆さん、そして父母の皆さん、おめでとうございます。
今日の第1試合で、磯原郷英高校は茗渓学園に臆することなく戦いを挑み、特に前半の前半は互角に近い試合内容でした。
日立一高も、明日からの2週間でもう一度チームを立て直し、プレイの精度を高めて、新たな歴史を築いて欲しいと思います。
11月17日(日)は13:00から水戸市のケーズデンキスタジアムでの決勝戦です。今日以上にOB・保護者・関係者が集結し、みんなで日立一高ラグビー部を応援しましょう!!
※写真が届いたので、追加で掲載します。
令和元年11月4日(月)茨城新聞
試合開始直前!!(←OB山中氏のFacebookから写真をいただきました。)
↓ 鈴木監督のFacebookから写真をいただきました。
OB高野氏提供:31年前の茨城新聞
創部50周年記念誌からの抜粋