Back 新人戦の第2戦(準々決勝)は7−43で東洋大牛久高に敗れる
令和6年度茨城県高等学校ラグビーフットボール新人大会の準々決勝が1月12日(日)午後2時20分から水戸市立サッカー・ラグビー場(ツインフィールド)で行われ、日立一高を含む合同Aチーム(日立一、磯原郷英、勝田、水戸一、水戸農業)は、前半0−10、後半7−33、計7−43で東洋大牛久高校に敗れました。
※今回も、以下は観戦OBのレポート+日立一高ラグビー部ブログ等からの抜粋です。
試合開始のキックオフは東洋大牛久のノッコンでマイボールスクラム、ファーストスクラムは安定して良いボール出しができました。その後はなかなか生きたボールが出せませんが、前に出るディフェンスで圧をかけ相手の攻撃を止め続けます。
前半10分、ワンチャンスで攻め込まれ、自陣ゴール前10mでの相手ボールスクラム、突破力のある相手bWにインゴールに持ち込まれトライ。わかっていながら取られてしまったトライで(0−5)
その後は懸命のディフェンスで得点を許さず、何度かチャンスも巡ってはきましたが稔らず。互いに細かいペナルティが多くゲームがしばしば寸断されます。このままハーフタイムを迎えるかと思われた29分、自陣ゴール前ラインアウトからbWがライン参加してすぐCTBにパス、再三突進を繰り返していたbWにタックルが集中した隙を突かれてCTBに失トライ(0−10)で前半終了
後半5分、自陣ゴール前からのタッチキックがノータッチ、カウンターから相手FWに大きくゲインされトライ(0−17)8分にもタックルミスとキックミスが続いてゴール前に迫られ、混戦の中で失トライ(0−24)前半は良く止めていたタックルが高く、待ちになっていることもあり差し込まれ、またタッチキックなどのミスキックが目立ち、敵陣に入ることができません。
そのような中、12分には敵陣ゴール前ラインアウトから右オープンに展開しラックを作って左に展開、FBがライン参加してこの試合初のトライを奪います。ゴール成功(7−24)しかし、その後15分、19分、29分に3連続トライを喫し(7−43)と大きく点差が開きます。ロスタイムには意地を見せて敵陣ゴール前まで迫りますが、痛恨のノットリリース・ザ・ボール、相手が蹴りだして試合終了
前・後半を通してスクラムはほぼ互角でしたが、ラインアウトやタッチキックの正確度・ブレイクダウンにおける圧の強さ、個々のスピードなどチームとしての地力の違いは如何ともし難く、今後の成長に期待したいと思います。ただ、後半12分のトライは、相手のミスに乗じて素早い切り返しから強みであるFBのスピードを生かして奪ったもので、今後に繋がるプレイだと感じました。
まだ新人戦は終わっていません。次は18日(土)午後1時から卜伝の郷運動公園で勝田工業高校との5位決定戦に臨みます。今はひとつひとつの試合で経験を積み、地力を高めていく時期です。一人一人が課題を持って取り組み、良いゲームをしてくれることに期待します。会場はやや遠くなりますが、OB・関係者の皆様には多数の応援をお願いします。