Back 関東大会県予選の準々決勝は12−17で東洋大牛久に惜敗
令和6年4月27日(土)日立市会瀬スポーツ広場において第72回関東高校ラグビーフットボール大会県予選の準々決勝が行われ、日立一高を含む合同Aチーム(日立一・太田一・磯原郷英)は前半7−10、後半5ー7、計12−17で東洋大牛久高に敗れ、2年連続の関東大会出場は叶いませんでした。
なお、この試合は、おそらくは48年ぶりに日立市内で行われた高校ラグビーの公式戦となりました。
(手元の記録では、昭和51年(1976年)2月2日に旧会瀬グランドで行われた新人戦決勝、その年の全国大会でベスト8に進出した強豪北茨城高校を日立一高が21−14で撃破した試合以来となります。)
さて前半6分、敵陣での相手ペナルティからラインアウトモールは狙わずタップキックからFWが突進、ゴール前ラックからサイドを突いて先制トライ!ゴールも成功し7−0
その後も前半は優位に試合を進めますが、密集周りのタックルがやや高いためそこで喰い込まれるケースが散見されます。
11分、敵陣からBKに回しますがパスが乱れたところを足にかけられ、自陣ゴール前まで攻め込まれます。オフサイドからのラインアウトでモールを組まれ、粘りましたがゴールに飛び込まれ失トライ、ゴール不成功で得点は7−5
30分にもラインアウトから展開され失トライ、ゴール不成功で得点は7−10
後半開始のキックオフから相手ノックオンによるスクラム、BKが右オープンに展開しWTBが快足を飛ばしインゴールまで走り込んでトライ!ゴール不成功でしたが12−10と逆転
合同Aはスクラムの出来・不出来に波があり、またせっかく敵陣深くまで攻め込んでもラインアウトでのミスや不用意なパスによるノックオンなどが相次ぎ、追加点が奪えません。試合終盤にかけては不用意な反則(ペナルティ)も目につきました。一方の東洋大牛久も強く勢いのあるランナーがラインブレイクする場面もありましたが、こちらもノックオン等でチャンスを生かせず、両チームとも主導権を握ることができません。
そして23分、自陣でのペナルティからラックを連取され失トライ、ゴール成功し12−17と東洋大牛久が逆転
合同Aは最後の最後まであきらめずに攻め続けますが痛恨のノックオン、スクラムからサイドに蹴りだされたところでタイムアップ
試合後に廣瀬監督も語っていましたが、合同チームしかも1・2年生が主体というところの難しさが出たゲームとなりました。チームを鼓舞するリーダーシップや自分たちの強みを生かすゲームマネジメントなど、東洋大牛久高に一日の長がありました。昨年度は逆の立場で、東洋大牛久を破った合同Aが関東大会出場を果たしたことなどもあり、この試合に賭ける想いの強さにも差があったのかもしれません。
次の試合は、5月6日(火・振)11:45〜卜伝の郷運動公園で合同D(下館二、下館工、下妻一、守谷)との5位決定戦です。この試合の反省を生かして、新たな気持ちでチャレンジしてほしいと思います。
GW初日となったこの試合、試合会場に応援に駆けつけてくださったOB・保護者・関係者の皆さん、そしてスタンドから大声援でラグビー部員を元気づけてくれた日立一高サッカー部の皆さん、本当にありがとうございました。