Back 全国大会県予選には単独チームで出場するも下妻一高に敗れる
令和6年度 第104回全国高校ラグビーフットボール大会の1回戦が10月5日(土)13:00~堀原運動公園競技場で行われ、今季初めて単独チームで出場した日立一高は、前半5-0、後半8-14、計13-14で下妻一高に敗れました。
この試合、日立一高ラグビー部員は3年生3人、2年生5人、1年生3人の計11人。そこに「助っ人」として附属中ラグビー経験者2人、2年生バスケットボール部キャプテン、1年生テニス部員、サッカー部経験者の2年生 サッカー部1年生4人を加えた20人で臨みました。但し、安全面に配慮して助っ人は基本的にはボールに絡まないよう配慮、FW周辺での攻防に絞ったゲームプランを選択したので、観ている側ではこれまでの日立一高のカラーと全く異なる展開に、疑問と歯がゆさを感じたかもしれません。
前半3分、敵陣ゴール前のラインアウトからモール、一旦は崩れてラックとなりましたがFWがあきらめずに押し込んで右隅にトライ、ゴール不成功で(5-0)
その後も密集戦は7~8割を支配、ラインアウトも相手ボールスチールするなど優位に立ちますが決め手を欠き、5-0のままハーフタイム
後半もキックオフから相手ノッコンにつけ込み22m付近からモールドライブ、そのままFWがインゴールに飛び込んでトライ、ゴール不成功で(10-0)
一気にペースをつかみたいところですがBKへの展開を封印しているため効率よく前進できず、徐々に疲労が蓄積していきます。(外から観ている以上にゴリゴリのFW戦は体力を消耗します。)
15分、自陣でのペナルティから攻め込まれBKにゴールラインを割られ失トライ、ゴール成功で(10-7)
20分、敵陣後ゴール前まで攻め込み、当然一気にトライを取りに行くかと思われましたが意表を突くドロップゴールで(13-7)とリードを広げます。
しかし、その後のキックオフで下妻一高はブラインド側にショートキック、処理にもたつく間にボールを拾われ攻め込まれたところで痛恨のペナルティ、ラックから展開されCTBに飛び込まれて失トライ、そしてゴール成功(13-14)
28分、何とか勝ち越したい日立一高は、敵陣ゴール前で得たペナルティからショット(PG)を選択するも、残念ながらゴール不成功
そしてノーサイドの笛が鳴りました。
勝負ごとに「タラ・レバ」が不毛なことは誰もが承知していますが、振り返れば後半の後半にはいくつかの選択肢がありました。しかし、ラグビーにおいてフィールド内での意思決定はキャプテンを中心に選手自身が判断するのが鉄則です。そして試合をするのも選手自身であり、自らの疲労の度合いや残り時間等を考慮した判断は唯一無二のものです。
下妻一高のベンチにもリザーブの選手は1人だけ、16人での大会エントリーと思われ、お互いにギリギリの状況下で大会に臨んでいたようです。
雨の中、大勢の皆さんが試合会場に駆けつけ、部員たちの戦いを見守ってくださいました。本当にありがとうございました。
3年生はこれをもって引退となりますが、最後までグラウンドに立ち続けてくれたことにOB一同心から感謝します。そしてお疲れ様でした。
保護者の皆様も、3年間のご支援・ご協力、本当にありがとうございました。
日立一高ラグビー部の戦いはまだまだ続きます。関係者全員でこれからも応援・支援していきましょう。
【日立一高ラグビー部ブログより】結束・決断〜単独出場を決めた日その①〜 : 日立第一高校ラグビー部ブログ (blog.jp)
結束・決断〜単独出場を決めた日その②〜 : 日立第一高校ラグビー部ブログ (blog.jp)
※会場でスマホで撮った写真です。新たな写真を入手次第掲載していきます。
※上の6枚は廣瀬監督のSNSからダウンロードさせていただき、下のメンバー表は父母会の倉橋さんが作成してくださったものです。