Back     関東高校合同チーム大会で茨城選抜は8チーム中7位

 3月18日(土)・19日(日)水戸市サッカー・ラグビー場(ツインフィールド)で関東高等学校合同チームラグビーフットボール大会が開催され、日立一高が主体(8人選出されスタメンにも7人)の県内8チームで構成された茨城県選抜チームは、残念ながら8チーム中7位の結果に終わりました。
 1日目の18日(土)は、冷たい雨と風に加えて15分ハーフという、いつもの試合とは違う対応が求められる中、茨城選抜は環境に適応しきれず、1敗1引き分け(抽選負け)でAグループ4位という残念な結果となりました。
 1試合目は群馬との対戦、前半6分敵陣でのキックチャージからキャッチした15→11とつなぎ先制トライ、ゴール不成功(5−0)FWの体格で下回る群馬は集散が良くまたタックルも良く、茨城の大型FWの前進をよく喰い止めていました。後半はキックで自陣に入られ、ラックを連取されて群馬がトライ、ゴール成功(5−7)、その後茨城も懸命に反撃しますが、肝心なところでハンドリングミスが目立ち、そのままノーサイド
 第2試合は埼玉との対戦、スクラムでは圧倒するものの雨中戦(なぜか昔からラグビー界では「あめちゅうせん」と読みます。)の鉄則である「キックで敵陣へ」「ラインは狭く縦に」「下のボールは足で」等が徹底されておらず、前半はゴール前の混戦からPR1がトライを奪うも、ほぼ正面のコンバージョンキックを外し(5−0)。後半は同じような形で自陣ゴール前の混戦から1トライを奪われ(5−5)、終了間際には何度も敵陣に入り、一時はゴール正面でペナルティを得ましたがPGは狙わず強行してトライならず...タイムアップ後の抽選で4位決定戦に回ることになりました。
 2日目は、前日の雨が嘘のような快晴。相手チームの山梨が開始直後から2人退出し両フランカー無しの13人でプレイしたこともあり(前日の試合も14人だったとか、怪我人続出でしょうか?)FW4トライ・BK5トライを挙げ57−7で大勝...しかし県内8チームのコンバインドチームということもあり、コンビネーション云々よりもチームとしての戦い方や意思決定に統一が図られていない感は否めませんでした。
 そうはいっても、この時期に他県のチームと3試合こなせたことは貴重な体験になるし、何より日頃の部員不足で練習試合もままならない選手たちのモチベーションの維持には、大きく寄与する大会だったことでしょう。
 潜在能力は高いものがあると思いますので、今後の活躍に大いに期待しましょう!!

 ここからは、群馬合宿〜新人勧誘〜関東大会県予選と続きます。コロナ禍もようやく沈静化し日常がほぼ戻ってきました。今ここでラグビーができる幸せを満喫しながら、部員達には目の前のひとつひとつに真摯に取り組んでもらいたいと思います。2日間、応援に来てくださった保護者・OBの皆さんありがとうございました。