Back     全国大会県予選の決勝戦は0−102で茗渓学園に敗れる。


  令和3年11月19日(金)第101回全国高校ラグビーフットボール大会茨城県予選の決勝戦が水戸市ツインフィールドで行われ、日立一高は茗渓学園に0−102(前半0−57、後半0−45)で敗れました。
 3年連続の決勝進出、そして茗渓学園との対戦。部員たちは全力を尽くして果敢に攻め、勇気をもってタックルしましたが、総合力で勝る茗渓学園には及ばす、勝利には手が届きませんでした。
 しかし、県予選とはいえファイナルステージに立つことができるのは“選ばれし者”だけの特権です。
 ここに至るまでのプロセス...ラグビーとの出会い、仲間たちとの日々の練習、コロナ禍との闘い、3年生全員で臨んだ県予選、続出する怪我人、準決勝での引き分け抽選、全力を出し切った達成感・出し切れなかった悔しさ...ひとつひとつの体験が、将来に向けて部員たちの大切な宝となることでしょう。
 負けることは悔しい...でも全国優勝を果たす1チーム以外は、全てのチームがいずれかの時点で味わう体験です。
 部員の皆さん、今は悔しくても、胸を張って、気持ちを切り替えて、更なるチャレンジに挑んでください。
 3年生の皆さん、本当にお疲れさまでした。そして、最後までラグビーを全うする選択をしてくれてありがとう。これからはOBとして日立一高ラグビー部を見守り・支え・伝統を継承してください。
 1・2年生の皆さん、次の目標が明確になりましたね。また来年、このステージに戻ってきて茗渓学園にリベンジすること。そして1年間その強い意志を持ち続けること。
 そして保護者の皆さん、3年間部員たちを応援・支援していただき、学業との両立という困難なミッションを温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。私たちOBは、この2年間、コロナ禍の影響もあり、例年のような指導・支援・協力ができず、忸怩たる思いもありますが、部員たちが立派な戦いを見せてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。
 指導していただいた鈴木監督、照沼先生、OB・関係者のみなさん、ありがとうございました。
 日立一高ラグビー部は今年で創部75周年を迎えました。来るべき80周年、そして90年・100年と挑戦し続けていけるよう、引き続きご支援・ご指導をよろしくお願いいたします。

※保護者から写真をご提供いただきましたので、掲載します。引き続き、皆様からのご提供をお待ちしています。



(2011.11.20 茨城新聞)